本日、「わんこといっしょ お散歩講座 ヒグマ対策」を旭山記念公園で無事に開催しました。
今回は先着10名で募集し、11名の方と5匹のわんちゃんにご参加いただきました

秋晴れの気持ちのよい空の下、すがすがしい空気を感じながらのお散歩講座となりました。
今年は、座学+お散歩(ゴミ拾いを含む)という流れで実施。
まずはヒグマの基本的な生態を学び、その後、講師の田中純平さんからヒグマ対策についてお話しいただきました。田中さんは、ベアドッグハンドラーとして長年、クマと向き合ってこられた方。実際の経験をもとにしたお話はとてもリアルで、私自身も、「知っているつもりだったけれど、そういうことだったのか!」
と、改めて納得することがたくさんありました。
田中さんがモットーとしているのが、「熊の目を持ち、人の心を忘れず」という言葉。とにかく「クマ目線」で状況を捉えることを大切にしているそうです。クマの追い払いという仕事をする際も、人を守るため、人の立場には立ちますがから、クマの目線から状況を見ることが重要。
今回は、普段ニュースなどで目にする出来事についても、「ヒグマから見たらどう見えるのか」という視点で解説していただきました。
そして、とても印象に残ったのが「パニック」のお話。昨年の大量出没の際には、人もパニックになっていたと言われていますが、人も動物も、相手に恐怖を感じるとパニックになり、それが事故につながることがあります。
だからこそ、「いかにパニックにならないか」ということが、とても重要なのだそうです。確かにコロナの時、最初はパニックでしたね。これからの季節、山道などでヒグマと遭遇する可能性もあります。そのとき、走行している車を私たちが驚いて立ち止まったり、急な動きをしたりすることが、ヒグマからすると「何かされるかもしれない」という脅威として受け取られることがあります。それが、防御的な行動につながることもある。だからこそ、状況を見ながら、落ち着いて、ゆっくりその場を離れることが大切。また、ヒグマはとても優れた嗅覚を持っていますが、風向きによっては、人がすぐ近くにいても気づかないことがあるというお話も。知っていることでも、違う角度から説明してもらうと、さらに「なるほど」と理解が深まります。