Bear Smart Project🐻 カラスとヒグマとヒトの交差点~餌付けの影響を考える

【Report】🦅🐻3.1(Sat)
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無事にイベントを開催することができました。
寒い中、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
札幌カラス研究会の中村代表からは、🦅カラスだけでなく、その他の野鳥の餌付けや“非餌付け”についてお話しいただきました。
特に、「どの非餌付け行為であれば改善が可能か」という視点は、とても学びの多い内容でした。
札幌市環境共生担当課の坂田課長からは、餌付けがもたらす影響や、市民の皆さんへのアンケート調査結果📊についてご紹介いただきました。餌付け経験がある方の半数以上は、何と餌付けが悪影響を及ぼすことを知っていてしていた!という衝撃的な結果!
餌付けは、バードテーブルのような善意からの行為であっても、野生動物を市街地へ誘引する可能性があります。そのため望ましいとは言えません。しかし、それを一律に「禁止」とすることの難しさについても共有されました。
一方、ゴミの放置や未管理の果樹、畑の作物、ポイ捨てなどの“意図しない餌付け”は、私たちの理解と行動によって改善できるものでもあります。これらが誘因物になっていることを知り、少し見直すだけでも、人にも野生動物にもより安全な環境につながります。
野生動物が市街地に入り、人との軋轢が生まれると、その先には命が奪われてしまう現実があります。時には人がケガをすることもあります。だからこそ、お互いが適切な距離を保つことが大切なのだと改めて感じました。
最後に坂田課長が、「餌付け問題を考える上で大切なのは“思いやり💗”ではないか」とお話しされたことが印象に残っています。
意図的な餌付けだけでなく、日常の何気ない行為も含め、自分の行動が人や動物にどのような影響を与えるのかを想像すること。
その“思いやり”が、問題解決への第一歩なのかもしれません。
今回のトークは、何かを「悪」として責めるのではなく、それぞれの立場に寄り添いながら考える時間になったと思います。
住んでいる環境が違えば、同じ方法で解決できないこともあります。それでも、自分たちの行動が地域のリスクを高めてしまう可能性があるなら、その場にいる人たちで建設的に話し合い、少しずつ改善していくことが、穏やかな解決につながるのではないでしょうか。
今日のイベントが、そのきっかけになっていれば嬉しいです。
改めて、寒い中ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
坂田課長、中村代表、貴重なお話をありがとうございました。
運営を支えてくださった皆さまにも心より感謝いたします。
メディアの皆さまにも、丁寧な取材をいただきありがとうございました。
もうすぐ雪が解け、ヒグマたちも目を覚まします。
そのとき、人の暮らす場所に“ゴミというエサ”がない環境を整えていたいですね。
引き続き、皆さんと一緒に取り組んでいけたら嬉しいです。
 
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